【星の王子さま】いちばんたいせつなものは、目に見えない

名作

星の王子さま概要

  • フランス語原題  Le Petit Prince
  • 英語原題     The Little Prince
  • 著者       アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
  • 発効日      🇺🇸1943年・🇫🇷1945年・🇯🇵1953年
  • ジャンル     児童文学

「星の王子さま」はフランスの小説家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによって描かれ、今なお、色あせない小説です。

サン=テグジュペリは小説家でありながら飛行機の操縦士でもありました。「星の王子さま」は1935年にサン=テグジュペリが体験したリビアの砂漠での飛行機墜落事故を元に描かれていると言われています。

全世界200カ国以上の国と地域の言葉で翻訳されており、世界中で評価を集める小説です。

日本で最初に翻訳したのは内藤濯さんなのですが、タイトルの付け方が素晴らしいですよね!
「Le Petit Prince」これ直訳すると「小さな王子様」なんですよ。それを「星の王子さま」って、素敵すぎやしませんか!!

今回は新潮文庫より出版されている、河野万里子さんの訳を参考にしています。

ネタバレがNGな方は引き返して、読んでからお越しください。

こんな人にオススメ

  • 大人から子供まで。
  • 自分が何に価値を感じているか分からなくなってしまった人。
  • なんとなく無為に日々を過ごしてしまっている気がする人。
  • 考察するのが好きな人。

大蛇ボアとヒツジの絵

星の王子さまの始まりは、僕の昔の回想から始まります。

ゾウを消化している大蛇ボアの絵を描いて大人に「この絵こわい?」と見せたところ、「どうして帽子がこわいの?」と言われてしまいます。すると「おとなたちには、いつだって説明がいる。」とボアの中身のゾウが見える絵を描いて見せたところ「中が見えようが見えまいが、ボアの絵はもう置いときなさい。」と言われてしまいます。

そこで僕はがっかりして、「おとなというものは、自分たちだけではけっしてなにもわからないから、子どもはいつもいつも説明しなくてはならず、まったくいやになる……」と思います。

この事から、「おとなとこども」が重要なテーマになっていく事が伺えます。

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